よくある質問 / 設定とトラブル対処

V2Rayのよくある質問
サブスクリプション、プロキシ設定、接続トラブルの対処

問題が起きた段階から答えを探せます。まず設定の入力内容、次にコアの動作、最後にアプリの通信がプロキシを通っているかを確認しましょう。原因を見極めやすいよう、変更は一度に1項目にしてください。

設定のトラブル対処 · 確認する順序

設定の入手元 → コアの動作 → 通信の入口 → ルーティングとDNS

よくある質問を16項目にまとめました。質問をクリックすると回答が開き、もう一度クリックすると閉じます。初めて設定する方は入門ガイドからご覧ください。エラーが出ている場合は、ログのエラーキーワードを控えてから該当項目を確認しましょう。

クライアントとコア

基礎知識

クライアント、コア、リモートサーバーを区別し、関係のない箇所を何度も変更しないようにしましょう。

V2Ray、Xray、v2rayNの役割は?

V2RayはProject Vのプロキシ技術エコシステムに属し、V2FlyとXrayは関連するコアの系統です。コアはプロトコルの処理、接続の確立、ルーティングを担います。v2rayNはGUIクライアントで、サブスクリプションの保存、サーバーの選択、設定の生成、コアの実行管理を行います。問題が起きたら、まず画面が開くか、コアが起動するか、接続できるかを切り分けましょう。それぞれ確認すべき箇所が異なります。同じプロトコル名でも、新しい設定項目がすべて共通とは限りません。インポート前に、使用中のクライアントと実際に動作するコアがその設定に対応しているか確認してください。

デスクトップとAndroidでは、どのクライアントを選べばよいですか?

Windows、macOS、Linuxのデスクトップでは、まずv2rayNを確認しましょう。WindowsのダウンロードページではDesktop版と従来のWPF版を選べるため、操作の好みやシステム要件に合わせて選択してください。AndroidではXrayコアを採用したv2rayNGが基本です。既存の設定がV2Flyコアを明確に必要とする場合は、v2flyNGも検討できます。名称の似ているかどうかではなく、プラットフォーム、CPUアーキテクチャ、設定との互換性で選びましょう。クライアントを移行するときは、元のサブスクリプションURLや必要なルーティング設定を保存してからインポートを試してください。異なるクライアント間でバックアップをそのまま復元できるとは限りません。

クライアントをインストールしたのに、使えるサーバーがないのはなぜですか?

クライアントは設定管理と接続のためのソフトウェアで、インストールしただけでリモートサーバーが用意されるわけではありません。利用権限のあるサブスクリプションURLを登録するか、サーバー管理者から提供された個別の設定をインポートして、サーバーを選択し接続を開始してください。まずメイン画面で現在どのサブスクリプショングループが選択されているか確認し、空のグループをインポート失敗と誤認しないようにしましょう。サブスクリプションURLには認証情報が含まれる場合があります。公開の掲示板に貼ったり、QRコード全体を他人に送ったりしないでください。当サイトではクライアントの説明と設定方法を案内していますが、利用可能なサーバーは提供していません。プロキシ設定やネットワーク接続を確認するには、既存の設定が有効である必要があります。

システムプロキシ、グローバルルーティング、TUNモードの違いは?

システムプロキシは、システム設定に従うアプリのリクエストをローカルプロキシに送るかどうかを決めます。ルーティングルールは、コアに届いたリクエストの送信先を決めます。TUNは仮想ネットワークインターフェースを介して、取り込み対象の通信を処理します。それぞれ働く段階が異なり、グローバルルーティングに切り替えても、すべてのアプリが自動的にシステムプロキシを使うわけではありません。初めて設定するときはTUNを無効にし、システムプロキシでブラウザーから目的のサイトにアクセスできることを確認してから、システムプロキシに従わないアプリを設定しましょう。特定のアプリだけ接続できない場合は、ルーティングモードを何度も切り替える前に、そのアプリのプロキシ設定を確認してください。

インポート、アーキテクチャ、権限

導入・設定

入力内容と端末環境から確認します。インポート、インストール、コアの起動は、それぞれ分けて対処してください。

v2rayNでサブスクリプションをインポートできないとき、まず何を確認すればよいですか?

最初に、入手したものがサブスクリプションURL、個別の共有リンク、ウェブページのURLのどれかを確認します。サブスクリプションURLは、サブスクリプショングループの設定に追加して保存し、更新を実行します。個別の共有リンクは通常、クリップボードからインポートする機能を使います。コピー時に前後の空白や改行を取り除き、チャットアプリの説明文を一緒に貼り付けないようにしてください。未対応の形式と表示されたら、返された内容がログインページやエラーページではないか、別の形式への変換が必要ではないか確認しましょう。インポートを繰り返すのではなく、入力の種類と応答内容を確認してから、ログの解析エラーを調べてください。メニュー名はバージョンによって多少異なります。

Android版のダウンロードでは、arm64とuniversalのどちらを選べばよいですか?

まず端末の設定にある「デバイス情報」でプロセッサーを確認してください。アーキテクチャが表示されない場合は、メーカーの製品仕様を参照できます。近年のAndroidスマートフォンの多くはarm64です。端末がarm64と確認できたらarm64版を選びましょう。アーキテクチャがわからない場合や、対応する複数のアーキテクチャとの互換性が必要な場合は、universal版を検討してください。universal版だからといって動作が速くなるわけではありません。通常は複数のアーキテクチャ向けのコンポーネントを含むため、ファイルサイズが大きくなることがあります。インストール時に解析エラーが出る場合は、Androidのバージョン、ダウンロードの完了状況、既存アプリとの署名の一致も確認してください。この表示だけでアーキテクチャの間違いと判断しないようにしましょう。

TUNを有効にすると権限不足と表示されます。どうすればよいですか?

まずTUNを無効にし、通常のシステムプロキシが動作することを確認します。権限とサブスクリプションの問題を同時に調べずに済みます。Windowsではクライアントを終了し、管理者として再起動してください。macOSとLinuxではクライアントの案内に従って必要な権限を許可するか、補助コンポーネントを設定します。プログラムのフォルダー全体の権限をむやみに変更しないでください。Androidでは初回接続時にシステムのVPN接続リクエストを許可し、ほかのVPNアプリが接続を使用していないか確認します。許可後も失敗する場合は、仮想ネットワークインターフェースの作成やルートの設定に関するエラーがログにないか確認してください。この種のエラーはサブスクリプションを変更するのではなく、まず端末側の環境を修正します。

ローカルポート10808が使用中です。ポートを変更してもよいですか?

変更できますが、まず別のクライアントがバックグラウンドで動作していないか確認してください。複数のインスタンスがあれば終了してから再起動します。それでも別のプログラムがポートを使用している場合は、設定のローカル待ち受けポートを未使用の番号に変更して保存してください。ポート番号は現在の画面に表示されている値を確認しましょう。10808はよくある例にすぎません。変更後はコアを再起動し、ブラウザー拡張機能やアプリごとのプロキシなど、手動設定したアドレスも更新してください。システムプロキシも再設定します。複数のプログラムで同じ待ち受けアドレスとポートを共有しないでください。また、エラーを消すためだけにLANからの接続を安易に許可しないようにしましょう。

更新、ルーティング、速度テスト

使い方のヒント

正常に動作している基本設定を保ったまま、更新方法、ルーティング、テスト方法を一つずつ調整しましょう。

サブスクリプションの更新は、直接接続とプロキシ経由のどちらを選べばよいですか?

まず、現在のネットワークからサブスクリプションURLにアクセスできる場合は、直接接続で更新してください。直接接続に失敗し、既存のプロキシ接続が正常に使えると確認できている場合に限り、プロキシ経由での更新を選びます。初回インポートで利用可能なサーバーがない場合、プロキシ経由の更新に必要な接続経路がないため、一般的な解決策にはなりません。更新前に元のグループを残し、更新後はサーバー一覧が現在のグループに対応しているか確認してください。認証エラーやURLの期限切れが返される場合、更新経路を変えても通常は解決しません。利用権限と有効期限を確認しましょう。アクセス情報が漏れるおそれがあるため、サブスクリプションURLを公開のオンライン変換サービスやネットワークテストページに入力しないでください。

中国本土向け通信を直接接続にするには?ルールの順序で注意する点は?

v2rayNのルーティング設定で、用途に合った中国本土向け通信を迂回するルールセットを選び、保存後に現在使用中のルーティングとして設定されているか確認してください。ルールは通常、上から順に照合されます。上位の広範なルールが後続の細かなルールに先に一致することがあるため、特定ドメインのルールは適用範囲の広いルールより前に置きます。geositeやgeoipの項目を使う場合は、使用中のコアがその記法に対応していることと、ルールデータファイルが利用できることも確認してください。動作確認では、直接接続する想定の宛先とプロキシを使う想定の宛先をそれぞれ開き、ログで送信先タグを確認します。ブラウザーでページが開くだけでは、意図した経路で通信しているとは限りません。

V2Rayの遅延テストとダウンロード速度テスト、どちらを見ればよいですか?

TCPingは主に宛先ポートへのTCP接続を確認します。実接続の遅延には、プロキシ経路やテスト先へのリクエスト処理も関係し、ダウンロード速度テストでは一定時間のデータ転送性能を測ります。確認する経路が異なるため、数値をそのまま比較することはできません。普段は実際の接続先に安定してアクセスできるかを確認し、実接続の遅延も参考にして操作感を判断しましょう。ダウンロードをよく使う場合は、短時間の速度テストも実施してください。テスト先にアクセスできないことも失敗の原因となるため、一度のタイムアウトだけでサーバーが停止したとは限りません。多数のサーバーを同時に測定すると、端末の帯域を取り合って結果に影響するため避けてください。

他の人に相談するとき、どのログや環境情報を共有すればよいですか?

OS、クライアント名とバージョン、実際に動作しているコア、プロキシモード、問題が起きた手順を記録し、エラーの前後にある連続した短い範囲のログをコピーしてください。connection refused、i/o timeout、TLSハンドシェイク失敗などのエラーキーワードと時系列がわかる部分を残し、長時間分のログ全体を送る必要はありません。共有する前に、サブスクリプションURL、識別情報、パスワード、トークン、公開したくないサーバー情報を削除してください。ログレベルを上げる必要がある場合は短時間だけ有効にし、問題を一度再現したら元に戻します。最近変更した設定と、クライアントを終了した状態で直接接続が正常かどうかも伝えましょう。エラーのスクリーンショット1枚より、原因の特定に役立つことがよくあります。

症状から原因を絞り込む

トラブル対処

タイムアウトは結果にすぎません。ログと比較テストを使い、サブスクリプションへのアクセス、リモート接続、ローカルプロキシの入口、名前解決のどこに問題があるかを切り分けましょう。

サブスクリプションの更新に失敗する、または更新後に一覧が空になる場合の確認方法は?

まず、直前に更新したグループが選択されていることを確認し、更新ログを確認します。ドメインの名前解決に失敗している場合はローカルDNSやネットワーク、接続タイムアウトの場合は接続経路、認証失敗の場合はURLや利用権限を調べてください。更新に成功しても一覧が空なら、応答に認識可能な項目がないか、グループのフィルターが影響している可能性があります。まずフィルターを解除し、元の設定を残してください。サーバーをすべて削除するのは避けましょう。サブスクリプションURLからウェブページが返る場合や形式が変更されている場合は、設定の提供元に対応クライアント形式を確認してください。直接接続とプロキシ経由の切り替えが有効なのは、実際に接続経路が異なる場合だけです。期限切れの認証情報は修復できません。

サーバーがずっとタイムアウトします。サーバーの停止か、ローカルネットワークの問題かをどう判断できますか?

一括テストを中止し、既知の設定を1つだけ選んで確認してください。端末の時刻が正確で、基本的なネットワークが使えることを確認したら、ログで名前解決の失敗、接続タイムアウト、ハンドシェイクエラーのどれが起きているか調べます。ポートに接続できても、プロトコル設定が正しいとは限りません。TLS、トランスポート方式、サーバー側の設定が一致している必要があります。同じ設定が別の信頼できるネットワークで使えるなら、現在のネットワーク、ファイアウォール、DNSを優先して確認しましょう。1台のサーバーだけ失敗が続く場合は、サーバー側の状態を調べます。テスト結果はテスト先にも左右されるため、実際のアプリでの接続状況とログをあわせて判断し、タイムアウト表示だけを根拠にクライアントを何度も再インストールしないでください。

クライアントは接続済みなのに、システムプロキシが機能しない場合は?

接続済みの表示は、クライアントやローカルサービスが動作していることを示すだけで、リクエストがリモート側まで届いたとは限りません。まずコアが終了していないことを確認します。次にシステムプロキシのメニューで自動設定を選び、OSのプロキシ設定でアドレスとポートが現在のローカル待ち受け先を指しているか確認してください。ブラウザー拡張機能、アプリ独自のプロキシ設定、ほかのプロキシツールが設定を上書きしている場合があります。確認中は制御手段を1つだけにしてください。ブラウザーでは正常で特定のアプリだけ失敗するなら、そのアプリがシステムプロキシに従うかを確認します。すべてのアプリで失敗するなら、サーバーとルーティングのログを調べましょう。クライアントを終了する前にシステムプロキシを解除すると、無効な接続先が残るのを防げます。

ウェブページが開かず、ログにDNSエラーが出ています。どの設定を確認すればよいですか?

まず、失敗しているのがサブスクリプションのドメイン、サーバーのドメイン、アクセス先のドメインのどれかを確認します。それぞれ名前解決の経路が異なる場合があります。プロキシを無効にして、通常のネットワークで一般的なドメインを解決できるか確認してください。通常の名前解決も失敗するなら、まずシステムのネットワークとDNS設定を修正します。プロキシ経由のアクセス先だけに問題がある場合は、コアのDNS設定、ルーティングルール、リモートDNSへの接続経路を確認してください。名前解決に必要な接続自体へDNSリクエストを送ってしまい、循環する状態を避けます。変更前に元の値を記録し、一度に1項目だけ変更して再テストしてください。ブラウザーのセキュアDNSやアプリのキャッシュも影響する場合があります。複数のカスタムDNS設定を同時に追加しないでください。

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